世界に目を向けよう〜今、私たちにできること〜 定例会報告
2005/01/08 阿部
参加者:阿部 金子 小西 武内 橋元 村松 山口
1. 近況報告
2. 子どもの権利条約
◇各条文を4つの子どもの権利に分類する。(ユニセフカードブックを使って)
1. 生きる権利
防げる病気などで命を奪われないこと。病気やけがをしたら治療を受けられることなど。
6、24、26
2. 育つ権利
教育を受け、休んだり遊んだりできること。考えや信じることの自由が守られ、自分らしく育つことができることなど。
3、5、7、9、17、18、20、21、23、27、28、29、31、39、40
3. 守られる権利
あらゆる種類の虐待や搾取などから守られること。障害のある子どもや少数民族の子どもなどは特別に守られることなど。
1、2、4、8、10、11、16、19、22、30、32、33、34、35、36、37、38
4. 参加する権利
自由に意見を表したり、集まってグループを作ったり自由な活動を行ったりできることなど。
12、13、14、15
(数字は各条文)
◇気付いたこと
・ 条約の中には今現在日本や世界で守られていない権利が見られる。(拉致の問題、売買春、少年兵、ストリートチルドレン・・・)
・ 条約が機能していない。知らない子ども、大人が多すぎる。このことを学べる教育を行うべきだ。
◇今後の課題
・ 子どもの権利条約を批准した国は192カ国。批准していないのは2カ国。その2カ国はどことどこか。(北朝鮮、アメリカ合衆国はどうか)
・ 図書館においてある様々な「子どもの権利条約」に関する本を探してくる。
4. 次回予告
1月22日(土) 子どもの権利条約の続き。ワークブックを進める。新年度の抱負を考えてくる。
世界に目を向けよう〜今、私たちにできること〜 定例会報告
2005/02/05 阿部
参加者:阿部 金子 河野 小西 本橋 山口
1. ビデオ視聴(ユニセフ)
「子どもたちのへライフライン」
「サラ・すてきなおくりもの」
感想
・ 途上国の物(薪など)の少なさが感じられた。
・ 男社会の問題‐経済的な問題もあるのか。
・ 物資援助・技術支援の重要さを知った。
・ 支援物資は、何かあった時に用意するのではなく、すぐに送れる準備があるということをはじめて知った。
・ きれいな水の大切さを改めて思った。
2. ユニセフワークブック
p.20 どうして学校へ行くの?
TRY1もし学校にいけなかったら・・・
○ 読んだり書いたりすること(国語)を勉強できない
・ 場所がわからない(表示・標識)。
・ 買い物に不便。
・ 文字からの情報が得られない。
・ 文字で伝えられない(手紙など)。
・ 記録ができない(日記など)。
・ 読書ができない。
・ 書くことで自分と向き合うことができない。
○ 健康な生活をするための方法や体育を教えてもらえない
・ 安全に対する知識を得られない。
・ 健康な生活をするための知識(衛生・発育・発達)が得られない。
・ けがや病気への対応(応急処置など)ができない。
・ 運動に対する楽しさ、一緒に体を動かす楽しさがわからない。
※日本では別の問題も⇒遊びの質の変化
○ 算数や社会や理科を勉強できない
・ 買い物に不便。薬がわからない。
・ 交通に不便。
・ 世界観、法則などを知らないので視野が狭い。
・ 地図、標識、数え方、歴史がわからない。
・ 考え方が狭まる。
○ 図工(美術)や音楽を勉強できない
・ 手先を動かして何かやるという経験が足りない。
・ 発想力、工夫、創造力、表現力が養われない。
・ 精神的リラックス、心が豊かになる機会が足りない。
○ 将来の仕事や社会で生きていくために必要なことを教えてもらえない
・ 仕事に関する知識を得られない。
・ 何をすればいいかわからない。自立できない。
・ 自分の機会が減る。
・ 社会性がなくなる。
・ 未来が見えない。
○ ともだちができにくい
・ 心身の発達に支障がある。
・ 対人関係の能力が養われない。
・ 世界が広がらない。
・ コミュニケーションの方法を学べない。
・ 社会性がなくなる。
3. 次回の予定
・ ビデオ‐子どもの権利に関わるもの。
・ ワークブックp.21-p.22、p.14-p.15、p.12
世界に目を向けよう〜今、私たちにできること〜 定例会報告
2005/02/19 阿部
参加者:阿部 金子 河野 武内 山口
☆ユニセフワークブックの学習
1. わたしたちが病気にかかりにくい理由(p.10)
TRY2 6歳になるまでに受けた予防接種を調べる(河野母子手帳より)
2. 栄養不良をやっつけろ(p.14,p.15)
TRY1 昨日の夕食に使われていた材料と栄養素
TRY2 それぞれの栄養素の欠乏症
TRY3 栄養不良の5歳未満児の比率
TRY4 バランスよく十分に栄養を取るために必要なこと
3. どうして学校へ行くの?(p.21,p.22)
?考えてみよう? どうしたら子どもたちが学校に行けるようになるか。
○ 水くみやまきひろいなどの家の手伝いのために学校に行く時間がない
→井戸や、まきが少なくてすむかまどを作る。
○ 学校が家から遠すぎて通えない
→移動手段の改善。近くに学校をつくる。移動学校。
○ 学校のことばが自分の使っていることばとちがっている
→通訳できる人を配置する。
○ 文房具を買うお金がない
→国やユニセフの支援を行う。
○ 先生がうまく教えられない
→先生を教育する。
○ 学校には男の子しかいなくて、女の子用のトイレもない
→女の子用のトイレを作る。男の子用を改良する。
○ 学校の教育が役に立たない
→職業教育、将来に役立つ教育を行う。
○ ひとつの教室に何十人もぎゅうぎゅうづめで、どんな授業をしているのかもわからない
→教員と教室を増やす。二(三)交代制で同じ授業を行う。
TRY3 学校に行けることでできるようになること、それがもたらすよい結果
◇総合的学習の時間とゆとり教育について意見交換。教師の意識の問題に言及。
◇「ユニセフ子ども物語」工場から学校へ〜ナズマの物語〜