「世界に目を向けよう〜今、私たちにできること〜」実行委員会 議事録
03/07/05 阿部

参加者:阿部 大友 金井 金子 北田 合志 下入佐 鈴木 関川 田中 吉沢 吉田

1 新規参加者と顔合わせ・自己紹介

2 ビデオ「3 世界がもし100人の村だったら」4 (フジテレビ ゴールデンシアター 6月7日放送)

◎ 内容(橋元記)
 1・スーダン。少年兵10歳、父母を殺され、生きるために軍に入る。食物無い。80万人いる。
子ども達の希望―平和と自由、心の癒し、懐かしい父母。

2・ロシア-ウラジオストック。ストリートチルドレン8歳。 200万人存在。
 ペレストロイカ以後の社会で崩壊した家庭から逃避した子供達。厳寒のマンホール生活。食料無い。
子ども達の希望―温かい家庭と食事、学校で勉強したい

◎ 感想
北田  子どものおかれている現状がすごい。
下入佐 実感がわかない。驚き。
大友  六歳から軍に入るというのは自分たちの生活では考えられない。驚き。
     夢が「お腹一杯食べたい」 大変な思いだろう。
山崎  食や住に関して、日本との違いの大きさに驚き。
吉田  食べられない現状があり、大変だ。私ができること。まずは残さずに食べること。
合志  自分は世界を知らないな、と思った。苦しかった。
吉沢  そちらの社会では当たり前となっているその現状にびっくり。
      我々は無駄が多いので、それを減らすことから始めたい。
関川  日本との金銭感覚の違い、金を稼ぐことの大変さを感じた。
我々と同じ人間が、復讐の為に生きている。人間の価値として重大なものを見落としていると感じた。
田中  少年兵→進んで軍に入るということに驚き。日本ではあり得ない。
        国が野放ししているという現状に疑問。
阿部  それぞれの子ども達の持つ夢や、インタビューに表れてくる言葉から。
子ども達にとっては、そこの世界しか存在しない、かなり限られた世界しか見えていないということを感じた。情報のあふれる日本では考えられない。
子どもにとって大切なのは、やはり家族なのだと感じた。
金子  環境が人を育てる。人は生まれた環境・社会で変わる。我々には子ども達のためによりよい環境にしていく責任がある。
少年兵・ストリートチルドレンは、他の国にもいる。他の国の様子も知ること、多くの視点で考えを深めることが大事。
橋元  スーダン 小型火器の輸入者、北の敵とは誰か-原因は、外務省、国連の方針は、米国の南支援とは? スーダン・アフリカ植民地に残される影響、400万人以上の難民、イスラム県北部とキリスト教南部の内乱と外国の影響など、考えを深めたい。
        ロシア 警察はストリートチルドレンの摘発だけでなく親の教育-保護制度が必要。日本の生活保護、失業過程、フリーターとの関連。ロシア社会貧富の実態が知りたい。

5 イベント関連

◎ 企画担当者(追加分)
  ・ 身近にできる国際支援 北田
  ・ 海を越えての交流 吉田 鈴木

◎ 会場について
 プラザイーストと交渉(金子)→使用許可おりる
 条件:プラザイーストが許可する団体としてふさわしいように(生活態度・服装等)

◎ 日程
  第一希望:8月23日(土)・24日(日)
  第二希望:8月22日(金)・23日(土)

 新規参加の中学生も増えたことで、ますます多くの意見を聞けるようになった。特に「世界がもし〜」の感想は、それぞれがそれぞれにとてもよい観点をもっていると感じた。そうしたそれぞれの感性を大事にしながら、まずは「知ること」、そして「私たちにできること」を皆で考えていけるような会にしていきたい。